大黒日記

安養院27世大黒による大黒日記。

長い間お寺を見てきた大黒ならではのコラムを発信しています。お寺の季節の移り変わりや日々の出来事、催しまで。

ほっと一息つきながらお読みください。少しでも仏教やお寺を身近に感じて頂ければと思います。

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 花まつり



例年四月八日は〝花まつり〟という、お釈迦様のお誕生日である。朝から甘茶を濃い目に煮出して、お御堂に、生花をこれでもかと美しく飾る所が我寺流である。

当寺でやっている保育園から園児達が、隣の建物から列を作ってやって来るのが可愛い。

花で飾られたお御堂の誕生仏に甘茶をかけて、小さな手を合わせる。交通事故に遭わないでとか、元気で園に通って来るようにと祈りを込めて、私が「花まつり」という紙芝居をやって、「良い子になります」と宣言させて、お菓子を配る。そして甘茶を飲む。甘茶は子供が飲めるように、希釈され中にはお代わりをする児もある。

一般の人のお参りは自由であるが、二時から法要がある。堅苦しいことはいわずに短いもので、そのあと粗飯がでる。粗飯といっても筍ご飯にけんちん汁に、一、二品ついて、参加自由で無料であるが、朝早くから立ち働いているので図々しい話であるが、多少、お賽銭をはずんで頂ければと思う。

年によって、境内の桜がちょうど散り時になって、桜吹雪の中、美しく楽しい行事だ。

そして、天候にもよるが桜の下で、「百万遍」という大数珠繰りをする。皆で丸く円を組んで、数珠を回して、親玉が来たら額に当てて願い事をする。しかしなぜか、数珠は早さを増して、なかなかできなくなる。玉を膝に落として悲鳴を上げる人も出る。白檀の木で作られた、もはや手に入れることのできない寺の宝である。

一度どうぞ、参加して下さい。皆さん結構キャーキャーいって楽しんでいらっしゃるのだ。

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